+4 漂白剤と蛍光増白剤の違い
この間の授業で先生が言っていた「漂白剤と蛍光増白剤」の違いを自分なりにまとめてみようと思います。
*蛍光増白剤*
衣服の汚れを落とすために私達が使っているものは洗剤です。
この洗剤の中に入っている成分の1つであるのが「蛍光増白剤」です。
蛍光増白剤は視覚的な白さをもたせるためのもので染料の1種です。
紫外線(波長380mm付近)を吸収し、それを目に見える青色の可視光線(波長440mm付近の光で「蛍光」と呼ぶ)に変えて放出します。
蛍光増白剤のついた布が光に当ることで青く発し、輝くように白く見えるのです。
青い光を加えることで白く見せるという視覚を利用したマジックのようですね。
簡単にメカニズムを描きました!
*漂白剤*
蛍光増白剤と違って洗濯洗剤の中に入っている成分ではありません。
主に「漂白剤」として白い布製品の汚れを落とし、白くするために用いられます。
ハイターなどが漂白剤の例です。
漂白剤は布に残留している色素や汚れのみを分解し、繊維は分解しないのが理想的です。
漂白剤と色素との酸化還元電位の差が大きいほど漂白が容易で、漂白剤と繊維との電位差が小さいほど繊維の脆化は防げると考えられています。
漂白剤は白い布製品以外に使用すると他のものが脱色してしまうので注意しなければなりません!
簡単に漂白剤の種類について表にしてみました!
漂白剤には種類があり、使い分けることで繊維を傷めず汚れを落とせるわけです。
蛍光増白剤と漂白剤についてそれぞれまとめてみましたが2つの違いがわかったと思います。
衣服を白くするには2つの成分があり、それぞれ違うメカニズムであること詳しく調べてみてよくわかりました!!
(かかった時間2.5時間)