13−11 ナチュラルクリーン

今日は授業で8月31日に放送されたがっちりマンデー「知られざるクリーニング業界」のビデオを見ました。

ビデオではドライブスルー式のクリーニング店や24時間無人受け取りシステムのクリーニング店などが紹介され、クリーニング店がここまで顧客に合わせた進歩をしているとは思いませんでした!(驚)

また、高級ブランドの洋服などを洗えるナチュラルクリーンというクリーニングについても紹介されていたので今回はこのナチュラルクリーンについて書こうと思います。

従来のクリーニングはドライクリーニングが主流で水を使用せず、疎水性の溶剤を用いて汚れを取り除くものです。

家庭での洗濯のように水を使用して洗濯をすると皮や毛や絹のような繊維は縮んでしまったり、色物は色落ちしてしてしまうので大切な衣服や高級な衣服などはドライクリーニングを利用して綺麗にしてもらうのが一般的です。

しかし、高級ブランドのファーのジャケットや皮の鞄などを水を使って洗うナチュラルクリーンで洗えるのです!!


ナチュラルクリーンを簡単に説明すると超微細な泡と水で繊維の汚れを落とすクリーニングです。

ナチュラルクリーンに使われている洗浄水はミネラル分が少ない軟水を特殊バイオセラミックスに通過させ、繊維のキューティクルの開きを抑えて、コーティング効果を与え、生地が本来持つ復元力や着心地感を蘇らせます。

5〜40ミクロンの超微細な気泡で洗うため衣類に全くダメージを与えず、繊維のすき間にたまった汚れを内外から細部にわたって落としていきます。

水と泡にとことんこだわり、繊維を傷めずに汚れを落とすクリーニングの技術がナチュラルクリーンの特長です。

また、ドライクリーニング特有の臭いを出さず、高級品や自然素材の仕上げを得意とし、レザーやファーなどを蘇らせることもできます。

こだわりを持ち、慎重かつ丁寧に衣類や革製品を洗えるので高級ブランドの汚れを落とすのに適していると言えます。

料金は他のクリーニング店よりも高い(約3倍)のですが、その技術と取り扱う商品を考えると妥当なのかと思います。

海外の高級ブランドの製品はもちろん、日本の和服・着物を洗うのにも適していると思います。

油性の汚れを落とすドライクリーニングと違って、ナチュラルクリーンは水溶性の汚れを落とすので、汗・お酒・雨など着物の汚れを落とせるからです。


また、ナチュラルクリーンは環境に配慮しており、環境や健康に影響のある化学物質によるクリーニングではなく、水洗いで、使用している水は日本の上総掘り発祥地・鹿野山の良質な地下水で人体や自然環境にも安全・安心です。

環境に配慮していることから2006年にISO14001を取得したそうです。

ナチュラルクリーンは「人体・衣類を傷めず、環境を汚さない」お洗濯をしていると言えます。

このナチュラルクリーンの技術はこれからの私たちの生活に必要になってくるだろうと思います。

高級ブランドの製品を洗うためにこの技術を使うのではなく、家庭でも水洗いするときにナチュラルクリーンのような技術があれば繊維を傷めず、どんな製品(ブランドもの)でも洗え、環境に優しいお洗濯ができるのでとても便利でいいことだと思います。

ナチュラルクリーンで使用している水はどうやって手に入れるのか?といった課題など家庭で使用するにはまだまだたくさんの課題があると思いますが、こんな洗濯機があれば・・・と思いますね。


以前にもこの授業でコップ1杯の水で洗濯ができるという記事を読みましたが、私の知らないところでクリーニングの技術も進歩していることを今日の授業で知りました!


私も高級ブランドの服や鞄などを購入し、お洗濯するときは是非ナチュラルクリーンにして、その技術の凄さを自分の目で確認してみたいと思います!!



*参考*

Natural Clean

がっちりマンデー!!「知られざるクリーニング業界」


(かかった時間1時間半)