4−4 環境ホルモン
今日の講義では人体に影響を及ぼすだろう環境問題について学びました。
今、様々な環境問題がありますが今日は環境ホルモンによる人体への影響について考えてみようと思います。
まず、「環境ホルモン」とは・・・?
生体の成長、生殖や行動に関するホルモンの作用を阻害する性質を持っている化学物質のことで、正確には「内分泌撹乱化学物質」と呼ばれています。
環境ホルモンと疑われる化学物質には様々なものがありますが、私達がよく耳にするものとして「ダイオキシン」や「水銀」などがあります。
環境ホルモンは世界中で生物になんらか影響を及ぼしており、生態系の変化を助長させていると考えられます。
よく報告されている例では生物の生殖器に異常を起こしているようです。
メスとオスの差がなくなりつつあるようです・・・(驚)!
環境ホルモンと疑われるダイオキシンはポリ塩化ジベンゾ−パラ−ジオキシン(PCDD)とポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)をまとめてダイオキシン類といい、主にものを燃焼するときに発生する物質です。
人間が出すダイオキシンは一般廃棄物の焼却や金属精錬、たばこの煙などから排出され、自然界では森林火災や火山活動で排出されます。
このダイオキシンが人に与えうる影響はまだはっきりとはわかりませんが、マウスなどの実験により人に与えるだろう影響が報告されています。
また、妊娠中にダイオキシンを多く吸収すると生まれてくる赤ちゃんに奇形を起こす可能性もあります。
これらはまだマウスなどによる動物実験でしかないので本当に人間にこのような悪い影響を及ぼすかはわかりませんが聞いただけでとても恐ろしいです。
私達が環境ホルモンに対して今後どのようにして回避していくか・・・
それはとても難しいことだと思います。
まだまだ人体への影響がはっきりしていないからです。
私の考えでは、「環境ホルモン」というのは「環境」と名前がついているので私達が環境に配慮しなければならないと思います。
ダイオキシン発生の原因でもあるごみの焼却は私達人間の力でごみの量を少なくし、ダイオキシン発生を抑えることができると思います。
私達1人1人が環境にもっと配慮しながら生活することで環境から私達に帰ってくる悪影響は少なくて済むと思います。
今回は「被服整理学」から少し離れた問題について書いてみましたが環境問題はとても大事なことなので、
1人1人しっかり環境について考えることが必要だと思いました。
*参考*
(かかった時間1.5時間)