2007年「今年の漢字」
今年も1年の世相を漢字1つで表す年末恒例の「今年の漢字」が12月12日に発表された。
この行事は日本漢字能力検定協会(京都)が「今年の漢字」を募集し、京都の清水寺で書かれる。
今年選ばれた漢字は「偽」である。
「偽」が応募数全体の18%を占め、選ばれた。
「偽」という漢字が選ばれた背景には今年の大きな出来事がある。
ミートホープから始まって白い恋人の石屋製菓、不二家、赤福、船場吉兆、マクドナルドなどの
大手企業が食品の賞味期限や原産地を偽っていた「食品偽装」問題がたくさんあった。
これらは私たちの食生活を脅かすものであり、色んな食品に対して疑いを持つようになるだろう。
本来あってはならないことであり、人々に衝撃を与えたことで今年印象深い。
また、政治資金や年金記録不備の問題も「偽」に反映している。
安部内閣による様々な問題が原因であろう。
毎年政治に関してはいろいろな問題が発生しているが今年は特に大きかったような感じがする。
第1位は「偽」であるが2位以降は「食」、「嘘」、「疑」、「謝」、「変」、「政」と続いた。
これを見る限り今年の漢字はどれも良くない意味の言葉ばかりである。
「食」は食品偽装だろう。
去年は秋篠宮家の長男誕生により「命」が選ばれ、良い意味の漢字だった。
今年1年を振り返って良くない意味の漢字が当てはまるだなんて悲しい気持ちになる。
来年はもっと良い意味の漢字が選ばれることを期待して良い1年になって欲しいと思う。
*参考*
授業で面白いサイトがあったので紹介したいと思う。
全自動4コマというサイトで何でもよいので文字を入れるだけで勝手にパソコンが4コマ漫画をつくってくれるサイトだ。
今回は「偽」という漢字を当てはめてみた。